グロースは待ちの一手になっていますが、プライムは堅調です。
そんな中、改めて思うのは「売り時って難しい…」ということに尽きます。
今年に入ってからは買い一方で、ほとんど売り抜けていないのですが、その中でも売った銘柄はほぼその後高値を更新していっています。
もう少し持っておけば…と後悔しまくっている傷をえぐりますが、自戒のために記録に残します。
INPEX(1605)
もう銘柄コードまで覚えているくらい、悔しいNo.1銘柄はこちら。
買付の遷移
- 2022年末に子どものジュニアNISA枠を駆け込みで開設
- 12月28日、権利付き最終日に100株購入【1,460円 ✕ 100株 = 146,000円】
- 12月29日、権利落ちで下がったところで当年余力の端数調整的に10株購入【1,416円 ✕ 10株 = 14,160円】
- 2023年3月16日に20株購入【1,337円 ✕ 20株 = 26,740円】
- 3月20日にさらに30株追加購入【1,322円 ✕ 30株 = 39,660円】
この時点で160株、購入単価1,416円で配当金3,200円を3月末に受け取りました。
売却
3月の買い足しは、WTI原油価格が
- 3月7日高値:80.90
- 3月20日安値:64.41
と、20%強下落したタイミングでした。
「この機を逃してはならぬ!」とINPEX株を買い足し、その後原油は急反発。
4月4日に高値81.75まで戻し、INPEXも一時1,500円を突破したのですが、このとき頭にあったのは、
また1,300円前半に下がっちゃうんでしょう…?
というもの。
結局、4月4日に平均1,494円で全株を売却してしまいました。
このときは、「いいタイミングで売った!」と思っていたのです…。
5月からの日本市場の波がこんなに大きいとは思っておらず、完全にビビり売りをしてしまった形です。「また1,300円台になったら買おう!」と待ち構えるもそこまで押さず、その後WTI原油が何度も70ドル割れをしても落ちてくるどころか上がって行きました…。
そして最大の損失だと思うのが、年利4.52%のポジションを失ってしまったということです。
現在の配当内容が継続すると考えたとき、この利率で年間10,240円の配当金が受け取れるポジションを解消してしまったことは純粋に早まったなと思わずにはいられません。
収支
購入単価 | 株数 | 購入額合計 |
¥1,416 | 160 | ¥226,560 |
売却単価 | 売却株数 | 売却額合計 |
¥1,494 | 160 | ¥239,000 |
実現損益 | ¥12,440 |
損益率 | +5.491% |
受取配当 | ¥3,200 |
プラスで利益確定しているから良いのでしょうが、持ち続けていれば今頃+30%になっています。
たらればですが、7月からの急上昇の波に乗りたかったなぁ…涙
反省文
自戒を込めて、今回の売買での反省を残しておきます。
- NISA枠を慌てて使ってはならぬ。せっかくの無税枠なのだから、じっくり買い時を待つ!
- NISA枠で買った銘柄はよっぽど資金が必要にならない限り利確しない!
- 景気敏感株でもビビらない!
- 下値までじっと我慢するやり方は自分にとって有効。焦って飛び乗ることは今後もしない!
- 配当の利率が良い銘柄は、基本的に売らない。下がったら買い増せば良い!
ということで、気持ちを供養して次に臨みます!