【ニッセイNASDAQ100インデックスファンド】信託報酬最安の投資信託が新規設定

【ニッセイNASDAQ100インデックスファンド】信託報酬最安の投資信託が新規設定
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アメリカのITやハイテク銘柄で構成されるナスダックに積立投資をするならコレ、という商品がニッセイアセットマネジメントから3月31日に新規設定されます。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンド

商品名<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
商品分類追加型投信/海外/株式/インデックス型
設定日2023年3月31日(金)
取扱販売会社株式会社SBI証券、楽天証券株式会社

NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指すファンドです。
時流に合わせて購入時・換金時(売却時)の手数料が掛からないノーロードファンド。
為替ヘッジなしの商品となります。

販売会社は当初のみかもしれませんが、SBI証券と楽天証券のみに限定されるようですね。
つみたてNISAやSMBCとの連携強化から、SBI証券が1000万口座を突破するというニュースもありましたが、ネット証券の興盛が続きそうです。

そして注目したのは信託報酬率です。

業界最安の信託報酬率

年率0.2035%(税抜0.185%)となっており、後述で比較しますが他社の既発ファンドと比べて約半分以下となっています。
※設定資料を見ると「監査費用」として年率0.0011%(税抜0.001 %)との記述があるので、こちらもプラスで掛かるものだと思います。

NASDAQへの投資

GAFAMに代表されるビッグテック企業が構成銘柄として存在しており、その中でもナスダック100は上位100銘柄のみを選出している指数となっています。

ソフトバンクが買収した大手半導体メーカーのARMも、NASDAQへの上場を検討ということが最近ニュースにもなりました。

このところ金融不安や景気悪化観測で大きく揺れている米国市場においても、NASDAQの強さが光っています。
個人的には、テック企業の業績低調を受けて大きく下がると思っていたのですが、予想は外れて最も強く推移している状態です。

1月3日
終値
3月23日
終値
騰落率
ダウ総合33136.3832105.26-3.11%
S&P5003824.133948.71+3.26%
NASDAQ10010862.6412729.23+17.18%

私の米国株現物はダウに寄っているので、煽りを食って低調です(涙)

これまでは意外と選択肢が少なかった

NASDAQに投資信託で積み立て投資をしようとした時に選択肢が少なく困った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もその一人で、無難に「eMAXIS NASDAQ100インデックス」を積み立てています。
※コストが低い人気のeMAXIS Slimではなく。eMAXIS SlimにはNASDAQを対象とした商品が無いんですよね…。

他社ファンド比較

代表的なファンドを比較してみます。
レバレッジを掛けているものは除き、信託報酬率が低い順に並べています。
なお、記載のファンドはどれも「手数料なし」「信託財産留保額なし」です。

ファンド名信託報酬率純資産
(百万円)
騰落率
トータルリターン
シャープ
レシオ
6ヶ月1年
PayPay投信 NASDAQ100インデックス0.418%1,175-2.24%
-4.04%
-7.58%
-0.05%
0.00
農林中金-NZAM・ベータ NASDAQ1000.44%1,955-2.05%
-3.79%
-7.09%
0.46%
0.02
eMAXIS NASDAQ100インデックス0.44%以内56,815-1.97%
-3.75%
-7.02%
0.58%
0.02
日興-インデックスファンドNASDAQ1000.484%61,980-2.03%
-3.81%
-7.13%
0.47%
0.02
大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス0.495%2,703-2.01%
-3.78%
-7.06%
0.54%
0.02
2023年3月24日時点、SBI証券データより作成。

eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬率が「0.44%以内」とあるのは、純資産総額に応じて引き下げがあるからで、

  • 500億円以上1000億円未満の部分:0.429%
  • 1000億円以上の部分:0.418%

と設定されています。

まとめ

同じ対象に投資するインデックス投信であれば、アクティブ投信のように投資内容によってリターンが変わるということはありませんので、純粋に手数料・信託報酬率が低いものを選ぶのみです。

今回新設される「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」は従来最安だったPayPay投信のものと比べて半分以下。

ということで、これまで積み立てていたeMAXIS NASDAQ100インデックスを全部解約し、こちらに乗り換えたいと思います。

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